DRBDとは何か? 簡単にいうと、ミラーリングです。ミラーといっても、RAID-1のようにディスクtoディスクではなく、2つの異なるサーバ間のネットワーク越しのミラーリングです。
RAIDの場合は、ディスク故障の耐性は高まりますが、サーバのほかの部分(電源など)が壊れると元も子もありません。DRBDだと、そういった場合の障害にも対応できますね。
DRBDには普通のブロックデバイスとしてアクセスできます。つまり、mkfsしてmountしてフツーのディスクのように使えます。
で、
は、そのDRBDを使って、MySQLのストレージを冗長化するという話。(だと思う。ナナメ読みなので)
しかーし、いくつか危険な点があるので、この構成はやらんほうがいいというのが個人的な意見。以下、その理由。
- InnoDBやMyISAMのデータファイルが論理的に壊れたときに、そのままDRBDのセカンダリ側にも壊れたデータが同期コピーされちゃう。
- mysqldの稼働中にDRBDがfail overすると、(MySQLの世界でクローズ処理されていないので)データファイルが論理的に壊れる可能性が高まる。
なので、MySQLのストレージとしてはちとキビシイと思うす。
一方、NFSなんかしているストレージサーバにはDRBD使えると思うす。
例えば、
というときに、DRBDはよさげす。