最近ハマってるオレ的神番組、3選
脈絡も無く非技術的な話題をブログる第一弾は、最近ハマってるオレ的神番組の紹介です。
遡れば、数年前にWiiを買ったときのお話です。
早速、Wiiを十年選手の14型ブラウン管のカラーテレビに繋いでテニスをプレイしましたが。が、なんと、驚くべきことに、テニスボールが見えないのでした。。。そりゃ、近づけば見えるんですが、プレイするにはWii リモートを振り回すわけで、そうすると必然的にテレビからは距離を取らなければならないわけで。。。つま先から頭の先までセツナイ気持ちでいっぱいになりました。
そんなわけで十年選手の14型テレビと同じく十年選手のVHSビデオデッキ(話はそれて、これはささやかな自慢なのですけど、物持ちはいい方なのです。他には高校生のときに買ったポロシャツをいまだに着てたりします)を棄てて、プラズマテレビとHDDレコーダを買ってついでに地デジにしました。
元々テレビはほとんど見なくて「なんか音が鳴る光る箱」ぐらいの存在だったので、地デジもイチミリも興味なかったんですが、これがまた、実際に見てみると。。ハッキリ、クッキリ、なんとキレイなことよ。。。
それで試しに「世界遺産」を見てみたのがハマったはじまりです。
HDで思い出したんですが(また話はそれます)、「ちびまる子ちゃん」のED(この前HD化された)は神曲ですね。初めて聞いたとき感極まりました。HD化したからといってより大粒の涙が流れるわけではないですけど、必聴です。
さて、ようやくオレ的神番組、3選の紹介です。
世界ふれあい街歩き
個人的には、世界遺産を超える神番組。
どちらかというと、世界遺産はスパっ、スパっと景色を切り取って提示してくれる番組なのに対し、この世界ふれあい街歩きは一言でいうと「散歩」。
終始一貫、一人称視点のカメラワークでゆるりと普通の「街」を練り歩く。だけ。毎回が観光名所わなけでもないので、涙するような絵画も出てこないし、たじろぐような遺跡も出てこない。(出てくるときもあるけど)
何が面白いの?と思う向きもいると思うけど、まるで自分がその街を歩いているような感覚に浸れるのがいい。
更にいいのが街の人との会話。その辺をうろうろしてるおばちゃんやお店の人とかに「すみませーん」と話しかけ、ちょっと雑談をしてまた散歩。そしてまただれかを捕まえて雑談。この繰り返しで番組は終わる。たまにちょっと無愛想な人に声をかけたりすると、見てるこっちまでドキドキしてきちゃう。でも皆だいたい親切で、別れ際の言葉がまたいいんです。笑顔で「よい旅を!」「よい一日に!」「この街を楽しんでね!」こういう大人になりたいです。ぼく。
そんなこんなで一人称視点とも相まって、街の人との他愛もない雑談、そして笑顔のおかげで、東京砂漠でささくれたハートも癒され、ほんのりあったかいキモチになれます。イチバンのおすすめ番組。
美の巨人たち
絵画や彫刻や建築は、作家のバックグラウンド、そのときの境遇、心境や社会情勢を頭に入れて鑑賞するとより一層楽しめます。
一切の前提知識無く鑑賞して自分の直感で味わうのはいいことだと思います。ぼくもほとんどの場合そうですし。
とはいえ、作品は突然変異的に生まれるわけではなく、流行にせよ反体制にせよ、連綿と続く流れの中にあるわけで、そういった周辺知識もあわせて鑑賞することで楽しみの幅が広がるのではないかとぼくは思います。
この番組は、そういった作品の前後周辺の解説を小林 薫の語り口に乗せてお届けしています。ですので美にまったく興味がなくても、薫様ファンなら必見(必聴)でしょう。
ただ惜しむらくは、(全く面白くない)コメディ調のカットがちょいちょい入る点です。たまに見てるこっちが恥ずかしくなるぐらいのクオリティのものがあるので油断できません。内容的にはいいんですけどね。。。
おわりに
はやくLOST S5が日本で始まるといいですね!