そんなわきゃない>DNS RRはロードバランサの座を奪い返せるか


つっこみどころが満載スギなのは脇においておいて、金をかけないなら、DNSラウンドロビンじゃなくて、せめて、件の記事でも紹介されている

か、Apache 2.2じゃなくても使えるreverse proxy系の実装たち、

を使うべきでしょう。

んで、「L7ロードバランサ(要はreverse proxy)なんていらねっす。セッション? んなのmemcachedでシェアすりゃいいんじゃん。その方がスケールアウトしやすいしー」という向きには、LinuxでL4のロードバランサするのをオススメでします。まともなL4ロードバランサが手に入るのに、金銭的コストはゼロですってよ、オクサン!

kernel 2.6系ならパッチなしで、ロードバランサのできあがり。

All in Oneちっくなのをお望みなら、Ultra Monkeyあたりをどうぞ。

「おら、ブラックボックスなのはやんだぁ」という向きには、Keepalivedをどうぞ! keepalivedは、LVSの設定や実サーバへのヘルスチェックのほかに、VRRPによるfailoverもやってくれるので、LVSLinux box 2台でロードバランサ自身の冗長化もバッチリです。

というわけでペタオススメっす>LVS DSRもiptablesを使えばできちゃいますし、L4なんで、HTTPだけじゃなくて、SMTPでもDNSでも負荷分散+冗長構成できます。

「でも安定性がぁ」とか「ASICには勝てないよね」といかいうやつは、まずは試してみてみー きっとびっくりするから。


あ、あと、「どーしてもL7バランスしてぇっす」なら、UltraMonkey-L7というのもありますが、こっちは使ったことないんで、さらっと紹介にとどめます。

8/12 12:50追記

トラバしたんだけどなんか消えてるっぽいのでもっかいTB!

8/12 14:24追記

あれ、またTBが消えた。っつーかもしかして消されてるのかしらん・・・ めげずにもっかい。

しかも「このエントリーへのコメントは終了しました。」だって。へぇ・・・