フレッツ・ドットネットを使った、フレッツ網内経由のIPv6通信は速い?

フレッツ・ドットネットを契約していれば、ノード間で(フレッツ網内を経由して)IPv6な通信ができます*1。ルータで、IPv6のパケットをフィルタしつつブリッジ(ebtables + brctl + ip6tables)してあげれば、特定の拠点間の内部ノードどうしで(NATせずに)直接、IPv6でやりとりできるわけです。

でで、計ったことがなかったんで、ちとrsync -e sshでのファイルコピーの時間を計ってみました。

そしたら、インターネット経由のIPv4の経路の方が速かった次第。なんでじゃろね。うちだけかもしれんね。ほかんところだともっとでるかもしれんね。

  • 都内23区の2拠点間で
  • 100MBのファイルをrsync -e sshでコピー。コピー先はtmpfsのディレクト
  • 天気は曇り
  • sshしかポート空けてないんで、他のプロトコルでのデータ転送はベンチってないです
$ rsync -v 100MB dest_via_ipv4:/var/tmp2/
100MB
sent 104870482 bytes  received 42 bytes  3554933.02 bytes/sec (= 27.121 Mbps)
total size is 104857600  speedup is 1.00

$ rsync -v 100MB dest_via_ipv6:/var/tmp2/
100MB
sent 104870482 bytes  received 42 bytes  2654949.97 bytes/sec (= 20.255 Mbps)
total size is 104857600  speedup is 1.00

*1:ちゃんと調べてませんが、たぶんいまでもNTT東・西をまたいだ網内IPv6通信はできないと思います