矩形範囲のコピー、カット、ペースト

ふとしたときに便利です。

copy-rectangle-to-registerとかでも同様のことはできるのですが、(setq transient-mark-mode t)のときにregion指定のハイライトで見た目がわかりやすいのと、キーバインドが覚えやすい点でsense-regionが便利です。

どういうときに便利? というのは、固定長(でなくてもいいけど)なデータ列を列単位でコピペするときに便利です。たとえば、1行がながーいログデータの必要ない部分をカットして見やすくするとか、

- foo ふー
- bar ばー
- baz ばず
- qux くーくす?

なテキストから

foo
bar
baz
qux

をコピーするときとか。

コマンドラインだとcutとかawkとかでやっちゃうんですが、emacsのバッファに既にそういうデータがあるときはsense-regionで処理しちゃった方が簡単です。

ちなみに、

foo
bar
baz
qux

- foo
- bar
- baz
- qux

にするときは、fooからquxの先頭までをregion指定してC-x r t(string-rectangle)"- "でいけます。