NETWORKWORLD Online - 連載 Webサーバ最適化マニュアル 第1回 最適化の方向性を考えよう

突発的なアクセスに対応するためには、スパイク時のforkのコストを避けるため、httpdの数を高い数で常に一定に保つというのもありかと。
httpd起動時にまとめてforkして、あとは忙しくても暇でも256個httpdがあがっているような状態にするにはこんな感じで。

MinSpareServers   32
MaxSpareServers  256
StartServers 256
MaxClients 256
MaxRequestsPerChild 0

MaxRequestsPerChildを非ゼロにすると、MaxRequestsPerChildが理由で死んだプロセスは復活しない、つまり、(高アクセスがなければ)総数がMinSpareServersを下回るまでhttpdが漸減する(当初の目的=「スパイク時のforkのコスト回避」を実現できない)点に注意。