MacBookのディスクを交換したのでそのメモ

2008年に買ったMacBook (13" Aluminum, Late 2008 (MB467J/A))の250GBのディスクが手狭になってきたので交換しました。そんときに買ったものの備忘録です。

ハードディスク

WESTERN DIGITAL 2.5インチ内蔵HDD Serial-ATA 5400rpm 500GB 8MB WD5000BEVT

WESTERN DIGITAL 2.5インチ内蔵HDD Serial-ATA 5400rpm 500GB 8MB WD5000BEVT

先人たちの交換実績のあったWD5000BEVT (500GB)にしました。

2.5"だともっと大きいサイズのがあるんですが、WD6400BPVT (640GB)はセクタサイズが512じゃなくて4096のAdvanced Format Technologyというのを採用している製品で、512にエミュレーションする分パフォーマンスが悪い(らしい)とか、WD10TPVT (1TB)は12.5mm厚なのでMacBookには入らないとか、落とし穴があるので無難にバイト単価が安くて実績が豊富なWD5000BEVTにしました。

トルクスドライバー

PROMATE 精密ヘクスローブレンチ8p SHL-8

PROMATE 精密ヘクスローブレンチ8p SHL-8

ディスクを固定するための部品を外すのには普通のドライバーでOKなんですが、ディスクの側面に生えているネジを外すのにはT-6のトルクスドライバーが必要。近所の百均には売ってなかったんで、これもアマゾンで購入。

SATA-USB変換器

GREEN HOUSE SATA/IDE-USB2.0変換アダプター 2.5インチHD対応 GH-USHD-IDESA

GREEN HOUSE SATA/IDE-USB2.0変換アダプター 2.5インチHD対応 GH-USHD-IDESA

データ移行を楽に行うために購入。

サーバーの壊れたディスクを返送する前にshredするときにも便利だなー、保管してる昔のディスクの中身を確認するときにも便利だなーということで、SATAだけじゃなくてIDEにも対応した製品を購入。3.5"も2.5"もOK

交換作業

を参考にしました。交換自体はそんなに難易度高くはないんじゃないかなーと思います。

データ移行

今まで移行アシスタントで乗り継いできて、Library/Application Support/ 下とかが秘伝のタレみたいになっていたので、今回はクリーンインストールしました。

  1. 新しいディスクを変換器でUSBに繋ぐ
  2. MacBook付属のOSインストールDVDでブート
  3. 新ディスクにOSインストール
  4. OSインストール完了後、確認のため新ディスクでブートしてみる
  5. 旧ディスクの自分のホームディレクトリを、Finderでドラッグ&ドロップしてとりあえず丸ごと新ディスクの~/migrate/の下にコピー
  6. 再インストールが面倒そうなアプリケーションは、旧ディスクの/Application/下から新ディスクの/Application/下にドラッグ&ドロップでコピー
  7. ディスク交換作業
  8. さっきまるっとコピーしたホームディレクトリで、必要そうなのをしかるべき場所に移動
  9. MacBook付属のアプリケーションインストールDVDでiPhotoとかをインストール
  10. keynoteとかのiWorkをインストール
  11. その他アプリケーションをインストール、必要なら旧ディスクの~/Library/Application Support/や~/Library/Preferences/から当該アプリの初期設定ファイルを探して新ディスクのしかるべき場所にコピー
  12. ちょいちょい環境を調整
  13. おしまい

ちょっとハマったところ

以前やってるはずなんだけど、すっかり忘れてたよ系。

環境設定「ユニバーサルアクセス」の「補助装置にアクセスできるようにする」をチェック

昼間は外部モニタアリ、夜はナシなので、今現在の画面解像度をみて、メインで使うアプリケーションの配置位置、サイズをビシっといつものポジションにするAppleScriptを書いて使ってたのですが、なぜかさっぱり移動してくれない。

と思ったら、環境設定「ユニバーサルアクセス」の「補助装置にアクセスできるようにする」をチェックしないといけないのをすっかり忘れてました。

X11.app起動時にナゾのxtermが開く

X11.app起動時になぜか呼んでないxtermがひとつ開く。~/.xinitrcにはそんなxterm起動しろなんて書いてないのに。

これは~/.xinitrcや/usr/X11/lib/X11/xinit/*とは別の箇所で起動するように設定されていたためでした。

  1. open ~/Library/Preferences/org.x.X11.plist
  2. ap_to_runを/usr/bin/trueに変える
  3. 保存して閉じる

ミソは、ap_to_runのアイテムを消しちゃうと、またxterm起動指示のアイテムが自動復活しちゃうので、消さないで当たり障りのないコマンドを実行する設定を残しています。

ディスク領域が倍に増えてちょー快適♥

起動時間が早くなった気がするんですが、実測してないので思い込みかもしれないです。